納豆は冷凍しても美味しい!解凍方法と味を落とさないコツとは?

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「納豆って冷凍できるの?」と疑問に思ったことはありませんか?

買いすぎたときや、賞味期限が迫っているときなど、冷凍保存できたら便利ですよね。

でも、「冷凍すると味が落ちるのでは?」「どうやって解凍したらいいの?」と不安も多いはず。

この記事では、納豆を美味しく冷凍・解凍するための方法やコツ、さらには冷凍納豆を使った絶品レシピまで、わかりやすくご紹介します。

納豆をムダなく、美味しく食べたいあなたに、ぜひ読んでいただきたい内容です!

目次

冷凍できる納豆とできない納豆の違い

納豆は基本的にすべての種類が冷凍可能です。ただし、冷凍に向いているものと、少し注意が必要なものがあります。たとえば、市販のパック納豆は、容器のままでも冷凍できますが、大粒納豆生タイプの手作り納豆は冷凍すると食感が落ちやすい傾向があります。

また、たれやからしが別添されているものは、たれ・からしを外してから冷凍したほうが品質が保たれやすいです。冷凍によって調味料が変質することがあるからです。

冷凍に強いのは、小粒やひきわり納豆など。粒が小さいため解凍も早く、味の変化も少ないのが特徴です。迷ったら、一般的なスーパーで売られている定番の小粒納豆を選ぶと失敗しにくいです。

冷凍の際は、納豆のパッケージに書かれている賞味期限を参考にし、購入から1週間以内に冷凍保存に移すと、風味の劣化を抑えられます。

冷凍保存で変わる納豆の風味と食感

納豆を冷凍すると、風味や粘り、食感が少し変化することがあります。とくに冷凍・解凍を繰り返すと、糸引きが弱くなったり、風味が飛んだりする原因になります。

これは、納豆菌が冷凍により一時的に活動を停止するためです。ただし、納豆菌は完全に死ぬわけではなく、低温環境では活動を休止するだけ。解凍して常温に戻せば、ある程度は元の状態に近づきます。

また、冷凍後に食べると「ちょっと水っぽい」「柔らかくなりすぎた」と感じることもありますが、これは解凍時の温度管理によるもの。なるべくゆっくり時間をかけて解凍することがポイントです。

冷凍保存で納豆の栄養はどうなる?

納豆に含まれるビタミンKやナットウキナーゼなどの栄養素は、冷凍によって多少の減少はあるものの、基本的には保持されることがわかっています。とくにナットウキナーゼは熱に弱いので、解凍時に加熱しすぎると効果が落ちる可能性があります。

逆に、たんぱく質や食物繊維、ミネラルなどの栄養素は冷凍でもほとんど変化しません。そのため、冷凍しても「健康に悪い」ということはなく、栄養面では安心して活用できます

ただし、風味が落ちたことで「美味しく感じなくなる」ことはあり得るので、解凍の仕方や活用法に工夫が必要です。

冷凍保存に向いているパッケージや容器は?

市販のパック納豆をそのまま冷凍することも可能ですが、発泡スチロール容器はニオイが移りやすく、庫内の臭いがついてしまうことがあります。そのため、冷凍保存する場合は、冷凍用保存袋やタッパーに移し替えると良いでしょう。

また、1食分ずつ小分けにして冷凍しておくと、使いたい分だけすぐに取り出せて便利です。ジッパー付きの袋に入れる場合は、しっかり空気を抜いて密封するのがポイントです。

さらに、タレやからしは取り除いておき、別容器にして冷蔵保存すると、味の変化を最小限に抑えられます。

保存期間の目安と安全な保存法とは?

納豆は冷凍保存することで、1か月程度は美味しく食べることができます。ただし、保存環境や解凍の仕方によっては風味が落ちやすくなるので、なるべく早めに使い切ることが推奨されます。

冷凍庫内では、ニオイ移りや霜の影響もあるため、新聞紙で包んでから保存袋に入れるなどのひと手間を加えるとより安心です。

一度解凍した納豆は再冷凍せず、その日のうちに使い切ることが鉄則です。再冷凍は味・食感ともに大きく劣化するためおすすめできません。

納豆チャーハン:冷凍でも香ばしく仕上げるコツ

納豆チャーハンは、冷凍納豆でも美味しく作れる定番レシピのひとつです。炒めることで香ばしさが増し、解凍後の多少の水っぽさも気にならなくなります。冷凍納豆は完全に解凍してから使う必要はなく、半解凍のまま炒めてもOKです。

まず、フライパンでごま油を熱し、溶き卵とごはんを炒め、ある程度火が通ったら納豆を加えます。納豆は炒めることで粘りが少なくなり、他の具材ともなじみやすくなるのが特徴です。ここで刻んだねぎやキムチを加えてもおいしくなります。

味付けは、しょうゆ・鶏ガラスープの素・塩こしょうなどシンプルで十分。冷凍納豆のクセがある場合は、カレー粉やにんにくを少し加えると食べやすくなります

洗い物も少なく、忙しい日のランチや夜食にもピッタリの時短メニューです。

納豆トースト:解凍せずにそのまま焼いてOK?

意外とハマる人が多いのが納豆トースト。実は、冷凍納豆を完全に解凍せずに使ってもOKなのがポイントです。トースターで焼いている間に自然に解凍され、香ばしさと旨みがアップします。

作り方は簡単で、食パンに冷凍納豆をのせ、ピザ用チーズやマヨネーズをトッピング。お好みでねぎや刻みのりをプラスして、トースターで5〜6分焼くだけです。

加熱により納豆の粘りがやわらぎ、独特のにおいも軽減されるので、「納豆は苦手だけど、これなら食べられる」という人も多いです。朝食や軽食にもぴったりで、納豆を新しい形で楽しむことができます。

冷奴にトッピング:冷凍納豆でひんやり夏レシピ

暑い季節におすすめなのが、冷奴に冷凍納豆をトッピングするシンプルなメニュー。納豆は冷蔵庫で半日程度自然解凍しておけば、豆腐と同じ温度で食べられ、夏にぴったりのひんやり副菜になります。

豆腐の上に納豆をのせ、刻みねぎ・おろししょうが・ごま・しょうゆをかけるだけで完成。梅干しやみょうがを加えると、さらにさっぱりした味わいになります。

納豆に含まれるたんぱく質と豆腐の組み合わせは栄養価も抜群。火を使わず簡単に作れるため、忙しい日や食欲がないときにも重宝します。

冷凍納豆でも十分おいしく食べられるので、冷蔵庫に豆腐さえあればすぐ一品完成できるお助けレシピです。

納豆パスタ:うま味を逃がさない温め方

納豆パスタも、冷凍納豆の活用におすすめの一品。解凍した納豆を使うときのポイントは、温かいパスタに混ぜるだけで再加熱しないことです。納豆菌を活かし、風味を最大限に引き出すためには加熱を避けましょう。

作り方は、茹でたスパゲッティにオリーブオイル・しょうゆ・納豆を混ぜ、仕上げに刻み海苔や卵黄、ねぎをトッピング。納豆はあらかじめ冷蔵庫で解凍しておき、熱々のパスタの余熱で軽くなじませるのがコツです。

もし納豆のにおいが気になる場合は、バターやツナ、にんにくを加えると風味がマイルドになります。納豆のうま味成分とパスタの相性は抜群で、あっさりなのに満足感のあるレシピに仕上がります。

納豆巻き:冷凍納豆で手軽にお寿司風

おうちで手軽に楽しめる納豆巻きも、冷凍納豆があればすぐに作れます。納豆を冷蔵庫で自然解凍しておけば、海苔と酢飯さえあれば巻くだけで完成する手軽さが魅力です。

納豆にはあらかじめ醤油やだしを少し混ぜておくと、味が全体に行き渡りやすくなります。お好みで青じそや大葉、きゅうりなどを一緒に巻くと、さっぱり感が加わります。

海苔をパリッとさせたいときは、巻いた後に少し休ませてからカットすると、きれいな断面に仕上がります。冷凍納豆を使えば買い置きしてある食材で作れるため、急な来客時にもサッと出せる便利なレシピです。

冷凍前に混ぜておく?タレやからしの扱い方

冷凍前に「混ぜたほうがいいの?」と悩む方もいますが、基本的には混ぜずに冷凍するのが正解です。混ぜると空気が多く含まれ、解凍後に風味が劣化しやすくなります。混ぜた納豆は粘りやうま味が逃げやすくなるため、そのままの状態で冷凍しましょう。

また、タレやからしは一緒に冷凍しない方がベター。タレには塩分や糖分が含まれており、凍ると結晶化しやすく、解凍時に分離して風味を損ねる原因になります。小袋のまま冷蔵庫で保管するか、冷凍しないで使い切る方が無難です。

冷凍前に納豆をラップで包み、タレやからしは別に保管することで、味と品質を最大限にキープできます。

そのまま冷凍してもOK?下処理は必要?

納豆は基本的に、何もせずにそのまま冷凍してOKです。ただし、風味や食感の劣化を抑えたいなら、いくつかのポイントを押さえておくと安心です。

まず、冷凍する際はタレとからしを取り除いておくのがおすすめ。これらは解凍時に分離したり風味が飛びやすいため、別保存がベターです。また、納豆自体は混ぜずにそのままの状態で冷凍する方が、食感や粘りが保たれやすいという特徴があります。

冷凍する前に、表面を軽くラップで包んでからジップ袋に入れると、霜の発生を防げます。これにより、解凍後に水っぽくなるのを防ぐことができます。

納豆パックのまま冷凍するときの注意点

市販のパック納豆をそのまま冷凍する場合は、いくつか注意が必要です。まず、発泡スチロール容器のままだと、他の食品のニオイが移りやすいという点。また、タレやからしの小袋が納豆と一緒に凍ることで、解凍時に袋が破れるリスクもあります。

そのため、できれば納豆だけを取り出して、密封容器か冷凍用保存袋に移して冷凍するのがおすすめです。このとき、空気をしっかり抜いて保存すると、酸化や霜を防ぐことができます。

もしパックのまま冷凍する場合は、ジッパー付き袋に入れて密封し、タレ・からしは冷蔵庫で別保存してください。

冷凍用ジッパー袋の使い方と空気抜きのコツ

納豆を冷凍保存するときは、ジッパー付き保存袋(フリーザーバッグ)が便利です。パックから出した納豆を1食分ずつラップに包み、それを袋に入れて空気を抜いて密封します。

このときのポイントはしっかり空気を抜くこと。空気が残っていると、霜がつきやすくなり、解凍後に水っぽくなる原因になります。袋を閉じる前に、ストローを使って吸い出すなど、真空状態に近づける工夫をしましょう。

また、袋には冷凍日を記載しておくと、保存期間の管理がしやすくなります。冷凍庫の奥に忘れてしまって、いつの納豆かわからなくなる…という事態も防げます。

小分け冷凍のメリットと便利な保存法

納豆は1食ずつ小分け冷凍しておくと、とても便利です。たとえば、小さなシリコンカップやラップに小分けして冷凍しておけば、使いたいときに1食分だけ解凍できるので、無駄がありません。

忙しい朝やお弁当づくりにも役立ち、解凍の時間も短く済みます。また、他の料理にもすぐに使えるのが小分け冷凍のメリットです。チャーハンやスープにポンと入れるだけで手間なく調理が可能になります。

さらに、納豆のパックごと冷凍するよりも、ニオイ移りや味の変化を防げるので、味や食感をキープしやすくなります。まとめ買いした納豆をムダなく活用したい方におすすめの方法です。

冷蔵庫での自然解凍が一番おすすめの理由

冷凍した納豆を美味しく食べるには、冷蔵庫での自然解凍が最もおすすめです。急がずゆっくりと解凍することで、納豆菌の活動が穏やかに再開され、粘りや風味が戻りやすくなります。

方法は簡単で、食べる前の晩に冷凍庫から冷蔵庫へ移すだけ。翌朝にはしっかりと解凍されています。時間があるときは、常温で30〜60分置くのもOKですが、夏場は食中毒防止のため、必ず冷蔵庫内で行いましょう。

急いでいるときでも、常温で焦って解凍すると、表面だけが柔らかくなり中は凍ったまま…という状態になりがちです。やはり、冷蔵庫でじっくり解凍するのがベストです。

電子レンジは使っていい?NGな加熱方法とは

急いでいるときに便利な電子レンジですが、加熱しすぎは絶対NG。納豆菌は熱に弱く、50度以上の温度で死滅してしまうため、風味や栄養が損なわれます。

もし電子レンジを使うなら、「解凍モード」または「200W〜300Wの低出力」で30秒〜1分程度温めてください。袋やラップに包んだまま、様子を見ながら少しずつ加熱するのがコツです。

※注意:納豆のタレやからしは必ず外してから加熱しましょう。袋が破裂する恐れがあります。

レンジを使ったあと、すぐに混ぜず、5分ほど室温でなじませることで、全体の食感が均一になります。

解凍時間の目安と食べごろのタイミング

納豆の解凍時間は方法によって異なります。

解凍方法時間の目安ポイント
冷蔵庫で自然解凍約6〜8時間夜に移して朝に食べるのが◎
常温解凍約30〜60分夏場は食中毒に注意
電子レンジ約30秒〜1分(200W)加熱しすぎ注意!

ベストなタイミングは、表面がふんわり柔らかくなり、全体が室温に近づいた頃です。解凍直後の納豆はまだ芯が冷たいことがあるので、しっかり確認してから混ぜましょう。

解凍後の納豆はいつまで食べられる?

解凍後の納豆は、なるべくその日のうちに食べ切るのが原則です。冷蔵保存していても、解凍から24時間以内には消費しましょう。

時間が経つと水分が出て風味が落ち、食感もべちゃっとしてしまいます。とくに一度解凍した納豆を再冷凍するのはNG。品質が大きく劣化し、味もかなり悪くなります。

もし食べきれなかった場合は、加熱料理に転用するのが◎。スープやチャーハン、卵焼きに加えるなど、無駄なく使い切りましょう。

解凍後に味が落ちたときのアレンジ法

「解凍した納豆、なんだか味が薄くてイマイチ…」という時は、アレンジレシピで復活させましょう。以下のような方法がおすすめです。

  • ごま油+塩昆布+大葉で香りUP
  • キムチ+マヨネーズでコクと辛みをプラス
  • チーズ+卵黄で濃厚な味わいに変身
  • めんつゆ+かつお節でうま味アップ
  • 炒め納豆で香ばしさを追加

アレンジを加えることで、多少味が落ちた冷凍納豆でもおいしく食べることができます。冷凍を上手に活用しながら、レパートリーも増やしていきましょう。

冷凍納豆は健康に悪い?

いいえ、冷凍納豆は健康に悪くありません。冷凍することで栄養素が壊れると思われがちですが、たんぱく質や食物繊維、ビタミンKなどの栄養素はほとんど変化しないとされています。

ただし、解凍時に加熱しすぎると、ナットウキナーゼなどの酵素が失活する可能性があるため、なるべく加熱は避けたほうが良いです。冷蔵庫での自然解凍や、食材への混ぜ込みで美味しく、そして健康的に食べられます。

臭いが強くなるのはなぜ?

冷凍納豆を解凍すると、「臭いが強く感じる」と感じる人がいます。これは、納豆菌が活動を再開した直後に発酵が進むため、におい成分が強調されるからです。

また、冷凍と解凍の過程で納豆の表面が乾燥しやすく、におい成分が蒸発しにくくなることも理由の一つです。食べる直前に混ぜることでにおいが飛びやすくなり、香りがマイルドになることもあります。

においが気になる場合は、調味料や香味野菜(しょうが・ねぎ・大葉など)と一緒に食べると、気になりにくくなります。

解凍後に糸引きが弱くなるのは失敗?

解凍後の納豆で「糸引きが少ない」「粘りが弱い」と感じたら、それは冷凍の影響です。冷凍によって納豆菌が一時的に活動を休止し、解凍後すぐには元の状態に戻りにくいことがあります。

ただし、これは失敗ではありません。常温で少し時間をおくことで粘りが戻ることもあるので、食べる直前に混ぜて、5分ほどおいてから食べると良いでしょう。

どうしても粘りが出にくい場合は、温かい料理に混ぜたり、アレンジメニューに使うのがおすすめです。

冷凍納豆は子供にも食べさせて大丈夫?

はい、冷凍納豆は子どもにも安心して食べさせられます。ただし、解凍後の状態をよく確認し、異常なにおいや味がないかをチェックすることが大切です。

また、冷凍納豆は粘りやにおいが強くなりがちなので、最初はごはんに混ぜたり、卵焼きに入れたりして慣らすとよいでしょう。

とくに1〜3歳の小さなお子さんには、細かく刻んでから与えるなどの工夫があると、のどに詰まる心配も減り、安心して食べられます。

おすすめの市販冷凍納豆ってある?

最近では、冷凍用として販売されている納豆も増えてきました。たとえば、

  • おかめ納豆「超冷凍納豆」シリーズ
  • ミツカン「冷凍ひきわり納豆」
  • トップバリュ 冷凍納豆(業務用)

などが人気です。これらは冷凍に特化して作られているため、解凍後も風味や粘りが保たれやすいのが特徴です。

冷凍庫に常備しておくと、忙しいときの時短ごはんにも使えて便利。まとめ買いして保存したい人にはぴったりのアイテムです。

\チューブタイプだから食べたい量だけ/

納豆は冷凍保存できる便利な食材ですが、正しく冷凍・解凍しないと味や食感が大きく変わってしまいます。本記事では以下のポイントを解説しました。

  • 納豆は冷凍可能だが、風味と食感の変化に注意
  • 解凍は冷蔵庫での自然解凍がベスト
  • 電子レンジを使うなら低出力で短時間
  • 解凍後は当日中に食べ切る
  • アレンジレシピで美味しく活用しよう!

うまく冷凍と解凍を使いこなせば、買いすぎた納豆もムダにせず保存可能です。日々の食卓やお弁当、忙しい朝食にぜひ活用してみてくださいね。

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